フィボナッチ – 黄金比がここにも

この記事を読むのにかかる時間:約6分

  • 次はフィボナッチです。

    まずは、こちらをご覧ください。


    サブプライムやリーマンショック時のドル円の週足1になります。

    サブプライムは2007年の夏に始まって、ドル円相場が95円くらいにガクっと落ちました。
    ちょっとだけ、上昇して、2008年9月にリーマンショックでまたガ~~~ンと87円くらいまで下がっています。

    これをフィボナッチリトレースメントから説明をしていきたいと思います。

  • はい。
  • これは何かといいますと、高値と安値、高いところから安いところまで、安いところから高いところまでを100%として、「次にどこまで戻るか?」とか、「次にどこまで落ちるか?」などをみる指標です。


    このチャートのA起点というところがありますよね。このAからBまで値段が落ちて、次にどこまで戻るか?ということなんですよ。

    青い線の50%のところですが、これは「半値戻し」といいます。
    半値戻って、また落ちています。
    次にまた上がって、どこまでいったかというと、61.80%までいっています。そしてまたダウンしています。
    こういう事をみるのが、フィボナッチリトレースメントです。

    これは、トレーダー皆が注目し、心理面も反映されるので、「どこまで戻すか?」という数値などは結構正確です。皆が注目という点ではトレンドライン2に近いですね。

  • なるほど。
  • 次にこのチャートをご覧ください。


    AからBまで上昇して、38.20%まで下がって、また上昇しているチャートです。

  • この38.20%、50%、61.80%という数値はどこから出てきたんですか?
  • 黄金比というものをご存知ですか?
    簡単に言うと、「人がパっと見て美しいと思う比率」ですね。
  • 「パルテノン神殿も黄金比である」と聞いたことがあります。
  • フィボナッチはこの黄金比を応用したものです。
    次にこのチャート(124半値戻し)をご覧ください。


    一番左が124.12円から始まっているところになりますね。
    ずっと下落していって、3月17日の95.77円までいきます。さっきのチャートで言うと、AからBへと同じです。
    ここからどこまで戻すかというと、8月11日に110.66円まで戻します。ここが半値戻しです。
    そして、また下落していっています。これを皆が意識しているということです。

    このチャートの続きが、以下のチャートになります。(110半値戻し)


    これは8月11日の110.66円から、1月19日の87.10円まで下落しています。
    ここからどこまで戻るかといいますと、半値を過ぎて、4月6日101.44円(61.8%)まで戻しています。

    一つ前のチャートと比べると、戻りが強くなっていることがわかります。つまり反発力が強いといえます。さっきは半分までしか戻らなかったですが、今回は61.8%まで戻しました。

    そして、また下落していきます。

    次に、こちらをご覧ください。(101円半値戻し)


    4月6日101.44円から11月23日84.79円までガ~っと下がっています。
    その後、1月4日に93.78円まで半値戻しになりましたが、また下がって、その後、5月3日に94.99円まで61.8%まで戻っています。

    このように全体的な流れをみることができます。

    こういう風になると次にどうなるのかな?というと、直近の最安値である84.79円は割り込まれ、半値くらいは戻るかもしれませんし、61.8%くらいまで戻るかもしれません。
    このようなことが予想として立てられます。

    ただ、84.79円の次というのは、ストッパーのない状態なんですよ。今後、85円を割り込むことがあれば、79円くらまでスト~~ンといっちゃうのかな???なんて思います。

  • 70円台ってすごいですね。。。
  • 下がるときは本当にあっという間にスト~~~ンと下がります。
    ただ、70円台になると日本政府が介入してくるとは思いますけどね。

    フィボナッチは以上です。

  1. 週足とは、ローソク足の一種です。ローソク足(あし)は、一定期間における相場の4本値(始値、終値、高値、安値)を一本の棒状にあらわして並べ、一目で相場の流れをわかるようにしたものです。ある期間のマーケットの動きがパッと見てわかるというのがミソで、5分足、一時間足、日足(ひあし)、週足など、期間によっていろいろ種類があります。 []
  2. トレンドラインとは、上昇相場であれば安値と安値を結んだ線、下降相場であれば高値と高値を結んだ線をトレンドラインと呼びます。 []

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