ドル円の5分足をテクニカル分析してみる
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- では次に、「ドル円5分足」というのをみてください。
8時くらいからずっと上にいっています。
そして、10時後半くらいに下にブレイクしていますね。
そのままどんどん下降していき、12時くらいに上昇してブレイクしています。
この一連の動きを線でつなぐと、旗の形になります。
- ちょっと無理やり感はありますが、たしかに旗に見えないこともないですね(笑)
- これを上昇フラッグといいます。
この上昇フラッグのチャートが描けた場合、
次にブレイクしたら、ラインAと同じ長さだけ、再度、上昇する傾向があります。
つまりAの長さ=Bの長さになるという傾向があるんです。この場合、それだけ値上がりするであろうという予測の元に売買するということです。
- なるほど。
- ブレイクした91.40くらいで買い注文をいれて、91.70まで伸びると予想し、そのタイミングで売り注文をいれるという戦略をたてることができます。
- 上昇フラッグですか~ まあ線をつなげば、なんとでも呼び名はつけることができますよね~
- たしかにその通りです(笑)
夜空の星座と似ているかもしれません。
星と星をつないでも、オリオンにはみえなかったりしますからね。
- 笑
- こんな感じでテクニカル分析※1というのは、色々なパターンがあるんです。
- なるほど。チャートをみると、何かのパターンに多少強引でも当てはめたくなりますね~
- その気持ちはわかります。
本を読んで勉強してもらったらいいんですけど、いくつかおさえておくべき必須のパターンがあります。
「今、これだな!」というのがわかってきます。
- しかし、テクニカル分析を勉強していると、都合よく線を結んで、結果論であーでもない、こーでもないと言っているような感じがします。
まあ、何かを分析する作業というのは、全て何かの結果を元に行うので当然といえば、当然なんですが…
- その気持ちもわかります。
テクニカル分析の目的は、過去のデータ分析をもとに仮説をたて、「意思決定をする」ということにあります。売買の決定やポジションをとらないという決定です。
なので、テクニカル分析そのものを目的化してしまうと、ちょっとノイローゼになってしまうかもしれません。
- たしかに仰るとおりです。手段と目的が入れ替わるのは非常に危険ですね。
- 例えば、今回のこのフラッグのチャートでも、12時過ぎくらいのところで、「上昇フラッグになりそうだから、買ってみよう」という意思決定をします。
しかし、その決定に反して、マイナス方向にいってしまったら、かならず損切りをします。
- なるほど。
- なので、本を読んでいただいて、「こんな形があるのか」というパターンを頭の中にいれておくことが重要です。
- なるほど。
どんな感じで訓練を積んでいると、「あ!フラッグきたかも!」と気付けるようになるんでしょうか?
今回のように線をつないで、「これがフラッグですよ」としてくれているので、「こういう事例があるんだな」とわかります。
しかし、実際の相場では、チャートの線をつないでくれませんよね?自分で気付き、線をつなぐ必要があると思います。
そういうレベルに達するのに、どういうことをすればいいのか、どれくらい時間を費やせばいいのか知りたいです。現時点では、とてもじゃないですが、「あ!フラッグだ!」という風になる自信がもてなくて・・・
- それはもう練習練習の繰り返しです。経験を積んでいくしかないですね。
売買取引をしなくても、チャートを毎日少しの時間でも眺めているだけで違います。
さっきも星座の話をしましたが、夜空をながめているうちに、「あれがオリオン座だ」とわかるようになるのと同様に、チャートからも色々なことが読み取れるようになってくるんです。今までお話したのが、トレンドライン※2を引くというテクニカル分析です。
- テクニカル分析とは、主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから、将来の取引価格の変化を予想・分析しようとする手法です。 [↩]
- トレンドラインとは、上昇相場であれば安値と安値を結んだ線、下降相場であれば高値と高値を結んだ線をトレンドラインと呼びます。 [↩]
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