損切りできますか? ‐ 感情に流されない
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- 今日はまず損切りの重要性についてお話します。
「損切り」とは、どんなものかご存知ですか?
- 自分のポジション※1と反対方向に値動きした場合に、損失が出る事を覚悟した上で、「売る」もしくは「買い戻す」という行為をすることです。
- その通りですね。
損切りというのは、すごく重要です。
最初は私も、予想と反対方向に値動きがどんどん進み、「損切り」をするべきなのに、なかなかできなかったです。
- なるほど。そういうものなんですね。
- 話だけ聞いていると「そんなのできるやん!」(実は私は関西人です)と思われるはずですが、それが中々、簡単にはいかないんです。
これは人の心理的な面がモロにでます。人間は感情に支配されていますから。理屈<<<<<<<<<<<<感情 です。
「もしかしたら、今は損をしている状態だけど、明日になったら戻っているんじゃないの???」と思ってしまうんです。
ですので、「損切りをするメンタリティをもつ」というのが第一関門になりますね。
- そうなんですね。
ちなみに、津田さんは損切りをズバッと決断するために心掛けていることや、気持ちの持ち方、工夫していることなどはありますか?
- 私の中で決めているルールがありまして、
「ポジションをもつ(=売買注文をだす)時に、損切り注文もいっしょにする」
というものがあります。
- なるほど。
- FXをはじめたばかりの初心者の頃は、「よっしゃ!儲かりそう!」と思ってドル/円を買うなどするわけです。
この時点で、「ドル、頑張れ!上がれ!上がれ!」と、自分は“ドルの応援団”になってしまうんです。
- そういう風に思っちゃいますよね^^;
- そういう風に思いつつも、その買い注文をいれた時に、どこまでマイナスになったら、損切りを確定するという注文も同時に入れてしまうんです。
そうすると、強制ロスカット※2などで、「寝て起きたら、自分のポジションが無くなってしまっていた…」という状況を回避できるわけです。損失も最小限に食い止めることができます。
- なるほど。それとは反対に、「これ以上多くはは望まない」といういう利益を確定させる注文もできるんですか?
- それもできますね~
「ここまで利益がでたら、利益確定」という注文も、もちろんできますよ。
こんな風に、まずは、損失許容範囲をあらかじめ決めてしまうのがいいと思います。
- なるほど。
- 仮に、リアルタイムでチャートを見ながら、自分の予想がはずれ、ドンドン値段が落ちていくのを目の当たりにしながら、損失を確定させるのは非常に難しいです。
焦ってパニックになっている状態ですから、冷静な決断を下すのは相当難しいことはイメージしていただけると思います。
- たしかに。焦って何をしていいのかわからず、気がついたら膨大な損失をしてしまったなんて人もいそうですね。
精神的にもかなり疲れそうですね・・・
- 仰るとおり、「どうしよ~どうしよ~~~~~」と言っているうちに、損失が膨らんでいくことは多々ありますよ。
こういうのは心臓に悪いです。
- 悪いですね・・・
- 「機械的に損切りをする」というのがオススメですね。
- なるほど。
(ここで、ある経営者の方が「事業撤退の基準をあらかじめ決めておくことが重要」という言葉を思いだす。撤退基準が明確になれば、時間とお金の損失を最小限にし、かつその事業責任者の精神的ダメージもおさえることができる。また、再チャレンジのチャンスも提供することができる。損切りもこれと同じだな~)
- それくらいしないと損切りは本当にできないんですよね・・・
- 話をまとめると、
買う(もしくは売る)時に、損することをしっかりと想定しておいて、「この金額まで損失が出たら損を確定するんだ」と強く心に決めて、損切りのための注文も入れておくということですね。
- ポジションとは、FXの取引において新規約定した後、その状態を維持している注文のことです。「買い」から入ったものを「買いポジション」、「売り」から入ったものを「売りポジション」と呼びます。 [↩]
- FXでは預託金の残額によって強制的に決済が行われ、すべてのポジションを失うことがあります。例えば、ひまわり証券では、資金配分における最大のリスクとして「マージンカット」、その手前の「アラーム」というものがあります。 これらがロスカットです。 [↩]
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