相関関係・相関係数とは
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- 次に相関について説明します。
順相関

逆相関

相関関係とは「二つのものが密接にかかわり合い、一方が変化すれば他方も変化するような関係」のことをいい、+1~-1の数値(相関係数)で表されます。
1に近いほど順相関、-1に近いほど逆相関の関係が強いです。1は全く同じです。つまり線で表すと完全に重なってしまいます。
通貨にも組み合わせによっては相関関係が高いものがありますので、それを利用することによって為替変動リスクを抑えていくのです。
次に豪ドル円とNZドル円のチャートをご覧ください。
豪ドル円

見比べて頂くと、ほとんどいっしょなのがおわかり頂けると思います。
- そうですね。これが相関係数が非常に高いということなんですね。
- なので、先ほどのようにさやをとっていくことができるんです。
- はい。
- 相関係数の出し方なんですけど、エクセルのCORREL関数を使えば簡単に算出できます。
豪ドル円とNZ円の時系列データをエクセルに落として計算します。過去10年間ほどのデータが必要です。以下の図のようにCORREL関数を挿入します。
エクセルの上のタブの挿入をクリックし、関数 → CORREL の順に選択していってください。
CORRELが選択できない場合は、検索窓のところに「CORREL」といれて、検索開始ボタンを押してください。そして、OKをクリックします。
するとこんな画面になります。次に、「配列1」の枠の中にカーソルを合わし、豪ドル/円の最初の値段から、最後の値段までドラッグして選択します。
同様に、「配列2」の枠の中にカーソルを合わせ、NZドル/円の最初の値段から最後の値段までドラッグして選択します。
そして、最後にOKをクリックすると相関係数がでます。
これが、豪ドル/円とNZドル/円の相関係数です。
- この数値をみると、かなり相関性が高いといえますね。
- そうですね。これだけ高いとかなり信頼性も高いです。
これが相関係数の出し方です。やはり各通貨の過去10年ほどのデータをしっかりと見てもらいたいです。
また現在~3ヶ月前くらいまでは念入りにチェックして欲しいです。いくら相関性が高くても未来のことはわかりません。相関性が崩れてくる可能性もあります。なので、必ずそういう見直しは必要です。
- なるほど。
- 以下のサイトで、過去200営業日の相関関数が見ることができます。
http://hojin.ctot.jp/markets/correlation.htmlまた、相関関数の推移は以下のサイトで見ることができます。
http://fx.jp1.cx/一応、私のほうで、1999年1月~2009年11月11日の各通貨ペアの相関表を作成しました。
この表にはストレートも入っています。
ストレートというのは、ドル/円、●●/円ではなく、ドル/フラン、ポンド/ドルなどのことです。
ストレートも入っているんで、こういう風にしているんですけど、
ストレート通貨同士のさやどり※1をやってもいいとは思うんですけど、なんとなく思うのは、私達は日本にいて日本で生活しているので、ということは円を使って生活をしていますよね。
- はい。そうですね。
- そうするとドルで利益が出たとしても、それを円に換えないといけません。ということは、円に換える場合は、「×ドル/円のレート」になります。
今だったらドル/円=86円くらいですね。なので、ストレートで取引をすると感覚的に少しわかりにくい部分があります。
なので一番いいのは、豪ドル/円とNZドル/円だと個人的に思っています。
- なるほど。
- 表をご覧になって頂くと、相関係数が0.8くらいのものもあります。
相関係数が0.7~0.8くらいの通貨は利益が高いです。理由はさやの幅が広いからです。しかし、その分リスクも高いです。
なので、リスクをとりたくない場合は、相関係数0.9以上をオススメします。一番わかりやすい例で言うと、ポンド/円が今133円くらい、ドル/円が86円くらいです。
この2つを比べた時に、ポンド/円=133円を1万通貨運用するのと、ドル/円を2倍の2万通貨を運用するのは、資金量にはそこまで差はないです。で、なおかつドル/円のほうが動きは小さいので、管理はしやすいですよね。
ポンド/円は値動きが非常に激しいです。得することもあれば、損することも多い通貨です。
ドル/円はあまり値動きがない通貨です。得も損も小さく、管理が非常にしやすい通貨です。それと同じことなんです。相関が0.7、0.8のものをトレードするのと、0.9以上のものをトレードするというのは、今言ったのと同じような関係にあります。
なので0.9以上の相関のもので、取引通貨量を増やすということです。もし利益を上げたいのであれば。
- なるほど。
- なので、0.9以上のものを私はオススメします。
中にはいらっしゃるんですが、これ全然動かないから、他の0.7とか0.8のほうがいいよ~っておっしゃる方がいます。
- それだったら、相関係数が高くて取引通貨量を増やしたほうがリスクも低いしいいですよね。
- ただ人間っていうのはどこかでスリルを求めるところがあるようで、要するに手堅いトレードをしても面白くないんですよね(苦笑)
- なるほど~勝つだけではなく、楽しみまで求めてしまうんですね。
- そうなんですよ。スリルを求めるひとは結構多いですね。
「面白くない」と言い切りますから。ライフデザイン教室の新田先生がいつもおっしゃるのは、「淡々とトレードすることです」ということです。
- なるほど。
- 勝っても別に喜びもしないし、負けても悲しみもしないと。「自分がこうする」と決めた事を守って淡々とすることですと。
「その通りだな」と私も納得するんですけどね。
- では楽しくトレードしている人はあんまりいないんでしょうか?
- 「勝つと楽しいから頑張ろう」という人が多いと思います。
皆さん楽しんでやってはるとは思うんですけど、ただこのさや取りの手法を教えたとしても、「それは面白くないから、やりません」といいますね。
- わがままですね。。。
- やはりこの手法は面倒くさいじゃないですか。
それも不人気の理由です。後は、さや取りは「売り」と「買い」を同時にもっているんで、レバレッジ※2を10倍以上にしてもリスクヘッジをしていることになるので、安全ですね。
- そうですよね。そう考えると積極的になれますよね。
- そうですね。
片張りってやっぱり怖いじゃないですか~
- そうですね。
- 私はこのさや取りをやりだしてから、片張りは、さっきの「スリルを求める」ではないですけど、ホント小額でスリルを求めるためにやったりしますけど、やっぱり怖いですね。
でも、さや取りをやっていたら本当に安心といいますか、日々のデーター収集や研究というのは怠ることはできないのですが、だからスイング※3ですが、数週間とか数ヶ月とかっていう話なんでこのさや取りは。
なので、気もラクですしね。
全然ハラハラ、ドキドキもないんで。
- なるほど。
- 両方欲しい人は両方やればいいと思うんですけどね。
- 「さやどり」とは、株式市場において市場平均値(日経平均等)より割高な銘柄を「売り」、市場平均値より割安な銘柄を「買い」として、これらを同時に仕掛け、また決済も同時に行う売買手法です。アービトラージ(裁定取引)ともいいます。 [↩]
- レバレッジは、直訳すると「てこ」という意味です。経済活動において、他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率のことを言います。 [↩]
- スイングトレードとは、数日から2週間程度で売買を完結する取引方法のことです。 [↩]
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