FXデータの取得方法

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  • はい。開きました。
  • 時系列データがのっていますよね。
    ここで範囲を指定すれば過去のデータを取得することができます。
    山田さんへの宿題は、過去5年のデータをだしてください。どのデータかといいますと終値です。

    終値、始値、高値、安値がありますよね。
    エクセルに掲載して提出してもらうのは「終値」になります。

  • 豪ドル/円とNZドル/円の2つでということですよね?
  • そうです。
    エクセルのほうにもどってください。Dの列に「差額」というのがあります。これは「豪ドル/円-ニュージランドドル/円」の金額です。

    この差額の列を上から下に順々にみてください。
    増えたり減ったりしていますよね?

  • はい
  • この差額が大きい時は、「豪ドル/円を売り」になります。
    え~と以下の図をみてもらった方がいいかもしれません。
    差額のところがありますよね。

    日付 豪ドル円 NZドル円 差額
    2010/7/6 74.54 60.71 13.83
    2010/7/7 75.76 61.66 14.10
    2010/7/8 77.49 62.67 14.82
    2010/7/9 77.77 63 14.77
    2010/7/12 77.64 63.08 14.56
    2010/7/13 78.41 63.88 14.53
    2010/7/14 78.14 63.97 14.17
    2010/7/15 77.19 63.73 13.46
    2010/7/16 75.35 61.63 13.72
    2010/7/19 75.28 61.2 14.08
    2010/7/20 77.31 62.68 14.63
    2010/7/21 76.45 62.04 14.41
    2010/7/22 77.68 62.98 14.70
    2010/7/23 78.38 63.53 14.85
    2010/7/26 78.39 63.74 14.65
    2010/7/27 79.25 64.56 14.69
    2010/7/28 78.17 63.78 14.39
    2010/7/29 78.15 62.84 15.31
    2010/7/30 78.15 62.7 15.45
    2010/8/2 79.08 63.4 15.68
    2010/8/3 78.36 63.03 15.33

    ポジションをもったときの差額は13.83、ポジションを決済したところは14.85となっています。

    これは差額が増えていますよね?

  • はい。
  • 差額が小さい時に、豪ドル/円を買って、ニュージランドドル/円を売ります。
    逆に差額が大きい時は、豪ドル/円を売って、ニュージランドドル/円を買います。
  • なるほど。
  • この差額を折れ線グラフにしてみます。
    やり方は以下の通りです。

    ・エクセルのツールバーのグラフフィザード(グラフのアイコン)をクリック
    ・グラフの種類は「折れ線」を選んでください。
    ・「形式」は最初に選択されているものでOKです。
    ・そして、「次へ」をクリックします。
    ・「データ範囲」のところで2007年5月4日の10.23円から一番したまで選択します。
    ・「次へ」、「次へ」、「完了」をクリックするとグラフが出てきます。
    ・グラフ上をクリックした後、右クリックをすると「データ系列の書式設定」というのが出てきます。そして、マーカーのところは「なし」を選択します。するとグラフが細くなります。

    このグラフは豪ドル/円とニュージランドドル/円の差額のチャートになります。そして、これを利用してテクニカル分析1をしていきます。

  • なるほど。
  • テクニカル分析を覚えていますか?
    MACD2とかRSI3など。これらを利用してテクニカル分析をします。
    この差額をひとつの値動きと捉えるわけです。
  • ほ~
  • 他の通貨と何が違うのかと考えた時に、まず相関し合っているので、同じように動きます。
    いったりきたりを繰り返す場合が多いという特徴を前提に、これをテクニカル分析していきます。
  • はい。
  • この時に使ってもらうのが、「エクセルで学ぶ統計解析」です。
    この本の後半部分に全部やり方がのっているので、すごくわかりやすいです。

    これを利用して山田さんなりのテクニカル分析をしてきてください。そして売買ポイントを探します。

    これが2つ目の宿題です。

  • わかりました。
    それにしても、この手法をやっている人は本当に少なそうですね???
  • たぶんいないと思いますよ。
  • 手間もかかりますよね。
    だから、いいんでしょうね。この手法は。

    ちなみにFX業者が提供しているツールで、この差額のチャートが簡単につくれるものなどないのでしょうか?

  • ん~~~聞いたことないですね。探してみます。

    ただ、今、私がやっているこういうの(さやどり4のための分析)は、全て自分でやらないとダメですね。

    やっぱり人がやらない事をやらないとダメなんですよ。

  • やはり投資に限ったことではなく、仕事でも何でもそうですね。
  • 一応、エクセルでは「こうなったときに、これくらい利益がでるという」シミュレーション計算を入れておくと非常にいいです。
  1. テクニカル分析とは、過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから、将来の取引価格の変化を予想・分析しようとする手法です。 []
  2. MACDは、移動平均線を発展させた指標で、移動平均ではなく指数平滑平均という計算方法を使っています。 []
  3. RSI(Relative Strength Index)は相対力指数と言われるものです。一定期間における価格の変動幅から相場の「買われすぎ」「売られすぎ」をパーセンテージで表したテクニカル指標で、オシレータ系の代表的な指標です。 []
  4. 「さやどり」とは、株式市場において市場平均値(日経平均等)より割高な銘柄を「売り」、市場平均値より割安な銘柄を「買い」として、これらを同時に仕掛け、また決済も同時に行う売買手法です。アービトラージ(裁定取引)ともいいます。 []

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